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コンクリートaiサロン|2026年2月

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 18 時間前
  • 読了時間: 2分


コンクリート構造物の保全に関する事


   松川 欣司


 私が従事するコンクリート構造物の診断業務において、診断結果に対して補修方法提案や補修工事を実施することがあります。診断対象としては、新設・既設問わずひび割れの発生に関する依頼が多く、診断結果に基づいて依頼者の要望に沿って補修方法を提案します。コンクリート構造物の保全に関するテーマとしましたが、今回は私自身の身体の変状と重ね合わせて書きたいと思いました。3~4年前から右手の中指と薬指に痛みが発症し、整形外科でばね指(弾発指)という診断結果が出ました。原因はこれまでの酷使と加齢よるもので、ある程度は受け入れておりました。

※(一社)日本手外科学会 広報委員会資料 手外科シリーズより抜粋
※(一社)日本手外科学会 広報委員会資料 手外科シリーズより抜粋

 ただ、物を掴んだりした際に指が伸びなくなり、伸ばした際には激痛が走り、仕事やゴルフ(最優先)に支障(機能低下)が出始め、整形外科の先生と相談しステロイド注射を3~6ケ月に注射を繰り返しました。注射後は1週間程度で痛みがなくなりますが、その後は同様のペースで痛みが再発し、注射(補修)を繰り返しました。ここで言う注射は、コンクリート構造物に例えると、注入工法に当たるのでは思います。補修対策の結果、右手はステロイド注射によりほぼ完治?したものの、左手の同じ指に症状が発症しました。ここで、過去の経験からステロイド注射で何となるのではと、対処療法(注入工法)を選定しましたが、整形外科の先生から対処療法も5回までは許容できるがそれ以上は無理と宣告されました。構造物で言えば、潜伏期→進展期→加速期→劣化期の加速期の後半を迎え、手術という診断結果から1月に手術(大規模更新)に踏み切りました。対処療法では限界があることを自身の両手によって知りました。

 構造物の診断業務で補修工法の提案をすることがありますが、その後の経過については、あまり携わる機会がなく提案が妥当だったのか、それとも進行の抑制や再劣化が起こっているのかなど不明な点があります。コンクリート診断業務に携わる一人して、要因推定から診断に基づく補修工法の選定・施工後の将来予測など責任重大な業務に携わっていることを、自身の手の劣化によって重ね合わせました。


 
 
 

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宮城県コンクリート診断士会

Miyagi Society of Concrete Diagnosis and Maintenance Engineers

【お問い合わせ】
事務局:鈴木 勝浩
   (株式会社 復建技術コンサルタント
​メール:info@miyagi-cd.com
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