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圹員の郚屋2021幎5月

曎新日2021幎6月28日


鉄筋コンクリヌト造建物の行く末


高橋 孊



 

 竣工埌幎以䞊経過した造集合䜏宅の躯䜓コンクリヌトの劣化調査を手掛け躯䜓から採取したコアを䜿った圧瞮匷床詊隓ず䞭性化深さ枬定フェノヌルフタレむン法を実斜したした。

 コンクリヌトは十分な匷床を有し䞭性化深さはかぶり厚さに達しおおらず十分な䜙裕があるこずが刀明し結果からだけならコンクリヌトに有害な劣化は芋られず䟝然䜿甚可胜ず思われたした。

 しかしながら幎以䞊前からの䜏宅であるこずから間取りは今日の生掻スタむルに合っおおらず蚭備配管の老朜化は進んでおり倖芳も時代遅れの感が吊めたせん。たた法定耐甚幎数も間近であり䞍動産ずしおの䟡倀も䜎く利益を埗られるだけの賃料で入居者を募っお資産運甚しおいくのは難しいず思われたした。

 そうなるずオヌナヌずしおは初期投資は嵩むものの長期的に芋れば流行の䜏宅に建替え倚くの入居者を埗る方がメリットがあるのかもしれたせん。

 氞久に存続できずいずれは解䜓が避けられないのであればせめお蚈画時点で䟛甚期限に芋合う材料遞択による効率的なコストや解䜓材の有効利甚に配慮するなど経枈や環境ぞの負荷軜枛に配慮した蚭蚈が今埌はもっず意識されおもいいのかもしれたせん。



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