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コンクリートaiサロン|2024年6月



「高耐久性」


  澤田 浩昭


 

 先月赤いちゃんちゃんこを着る年になり、人生2周目をスタートすることになった。大昔なら引退する年であるが、定年もどんどん遠ざかり引退することもなく同じ会社にて業務をこなしている。

 先日受講した講演会では「少子高齢化」への対応の話題が出ており、現在の就労人口が

600万人×50年(15才~64才)=年間延べ3億人

から、少子高齢化により今後人口が減ることを見越し、

500万人×60年(15才~74才)=年間延べ3億人

を目指してはというものだった(現実には上記には達していないので、不足分は効率化・生産性向上などにより労働の質を上げることで対応)。所属会社内を見渡しても自分と同じか少し後の世代が多く、若い世代の比率が低い印象である。上記の通り進むなら、「あと15年は土木業界に貢献」が必要で、体の続く限り継続との人生設計を構想中である(それには健康第一)。

 一方、業務においては設計や施工の際に考慮すべき事項が増加しており、難しい施工条件下での施工計画やコンクリートの脱炭素問題、生産性・効率アップのためのICTやDXの導入など、技術開発系の業務が増えている。社内でも、

  • エフキュアコンクリート(生産性向上、低炭素化)

  • AR締固め管理システム(生産性向上、高品質化)

  • 中性子によるコンクリート塩分濃度非破壊検査(点検、調査業務の効率化)

といったコンクリートに関する技術開発を発表している。東北ではまだ実装していないが機会があればぜひ導入したいと考えている。

年をとっても、日々勉強ですね。

以上

注:興味のある方は上記キーワードで検索可能です。









 

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