気仙大橋

鈴木 勝浩

 今回は、3月で年度末にあたるため、今年度を振り返りたいと思います。

 今年度も例年同様、慌ただしい生活を送って来ましたが、改めて今年度を振り返ると2018年の漢字に表されたように『災』が印象深い年度だったと感じます。

 西日本豪雨や北海道胆振東部地震、東北でも山形を中心とした豪雨災害など、各地で多くの災害が発生した年度でした。

 私がコンサルタント会社に入社した平成7年は、阪神淡路大震災の年で、それ以降も数年毎に大きな災害に見舞われています。

 特段、東日本大震災では、非常に多くの経験をさせて頂きました。そのような中で、先日設計に携わっていた陸前高田市の気仙大橋が開通したと新聞記事で紹介されていました。

 気仙大橋は、津波により上部工が流出した橋梁で『奇跡の一本松』の近傍に位置する橋梁になり、復興に向けて設計や工事のスピードが要求された橋梁でした。

 結果として震災から7年9か月を要することになり、感慨深い思いの反面、複雑な気持ちで新聞記事に目を通しました。

 現在も三陸沿岸では、復興に向けて建設ラッシュ中で、スピードが要求される工事が多々見受けられます。我々コンクリート診断士の出番が少ないことを願います。

 元号が変わる今年の漢字は、明るいものになることを祈りつつ、次回の渡辺さんに御戻し致します。

 

写真1 奇跡の一本松

 

写真2 気仙大橋

宮城県コンクリート診断士会

Miyagi Society of Concrete Diagnosis and Maintenance Engineers

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