「北海道三大名橋」を巡る

國吉 慎一

 日本百名橋という言葉ご存知でしょうか?
 そして、その日本百名橋に選ばれている橋が以前の勤務地である北海道には三つあります。
 豊平橋(とよひらばし・札幌市)、旭橋(あさひばし・旭川市)、幣舞橋(ぬさまいばし・釧路市)の3橋が「北海道三大名橋」と称されておりますが、「三大」に指定された頃の姿を残しているのは、現在旭橋の一つだけとなっております。
 札幌市の主要幹線道路(国道36号)で豊平川の洪水のため20数回以上も装いを変え、交通量がとても多い「豊平橋」、鋼製タイドアーチ及びキャンチレバー方式と言えば、鉄のゴツゴツとしたイメージを思い浮かべがちですがとても曲線美が美しい「旭橋」、橋の真上に沈む夕日がとても幻想的でヨーロピアン雰囲気の「幣舞橋」と、それぞれの橋はとても素晴らしい景観を持っているものと思っております。(詳しくは北海道開発局HP資料参照)
 そして、この3橋の中で一番思い出深い橋と言えば、私が平成13年北海道支店勤務時代(当時の勤務会社)に、床版補修及び耐荷力増強を目的とした床版打替え工事(サンドイッチ床版工法)で社内検査員として携わることになりました「豊平橋」です。
 現在の豊平橋は、3径間連続鋼合成箱桁橋で特にめずらしい形式の橋でもなく普通の橋に変わりましたが、私にとっては忘れることのできない橋の一つになっております。
(豊平橋を渡り西に少し行くと、あの有名な『すすきの』があります。)
 北海道には上士幌町(糠平湖)にある旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋群(タウシュベツ川橋梁)をはじめ、いろいろな形式の橋梁はもちろんのこと、稚内北防波堤ドームや小樽港北防波堤など歴史的にも貴重なコンクリート構造物が数多くあります。
 皆様もぜひ季節の良い時期に北海道を訪ね、美味しいものを食べながら三大名橋などを巡ってみてはいかがでしょうか。(1月厳寒期、雪の北海道も幻想的ですヨ。)
 次回は、吉田事務局長どうぞ宜しくお願い致します。

高流動コンクリート打設状況
ショーボンド建設㈱写真提供

宮城県コンクリート診断士会

Miyagi Society of Concrete Diagnosis and Maintenance Engineers

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